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大判レンズのこと

​レンズとはとても不思議な物、100年有余前、レンズというものがこの世に登場していなかったら人間は写真というものを知らずにいたかもしれません。出たばかりの時、レンズは人が手で磨いていました。ここではそんな大判レンズたちをご紹介します。沢山あるので疲れない様気を付けて!

​ユニバーサルヘリアー

 

ドイツのフォクトレンダーというメーカーの可変ソフトフォーカスレンズで一番前に目盛り付きリングがあり回してソフト度0からソフト度5まで無段階に変えられるレンズです。ソフト0では非常にシャープになり普通のレンズとして使えます。発売当時この一本で家が建つと言われたほどの高級レンズです。

​クックポートレート

イギリスのテーラーホブソン・クックというメーカーの可変ソフトレンズです。このレンズも中の一部のガラスを動かすことによって収差を増大しソフトな描写を得ます。ただしユニヘリと全く違ってフレアーが出ることは無く全体的に柔らかく写りとても優雅でしかも嫌みのない描写は名レンズと言えるでしょう。ホームのウェディングドレスの写真はこのレンズで撮ったものです。

イマゴン36cm

​ドイツローデンシュトック製のソフトフォーカスレンズです。ソフトフォーカスレンズとしては最も有名なレンズで球面収差のフレアーが美しいレンズです。単純な二枚張り合わせのメニスカスレンズで後玉しかありません。レンコン絞りを使って美しい画像を作り出す逸品です。

国産の富士フィルムが作った写真館用レンズです。コーティングが施された時代のレンズでとてもクリアーな描写です。

​フレアーは多くありませんが美しく優等生的な描写は被写体を選びません。

ヴェロスティグマット

 

ニューヨークウォーレンサックの廉価版レンズです。なぜか最前部に目盛りのある可変構造になってますが5まで回しても描写は変化しませんでした。謎解きは・・・​

デルターアナスティグマット

ヴェロスティグマットと同じニューヨークウォーレンサックの廉価版レンズのようです。なぜかこのレンズにもソフトリングの様な構造がありますが5まで回しても描写に変化がありません。調べてみたら内部のネジを外して回すとレンズをせり出させることが出来立派にソフトレンズになることが分かりました。

天然光写真館は

出張撮影をメインとして営業いたしておりますが現在はご来訪いただくことが可能です。

 

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